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【心電図の特徴】​

  • 心電計とは、心臓の電気的活動を記録した心電図を描かせる装置です。

<波形と刺激伝導系について>

  • 刺激伝導系は、洞房結節→房室結節→ヒス束→脚→プルキンエ線維」の順に心臓に興奮を伝えます。

  • 波形は、aVRのみ下向きになります​。(個人差あり)

  • また、R波はV5で電位が最も高くなり、S波はV2で電位が最も深くなります。​

<誘導法について>​​

  • ​心電図の誘導法は標準12誘導といい、3個の双極誘導と9個の単極誘導からなります。

  • 双極誘導とは、2電極間の電位差を誘導する方法です。

 右手、左手、左足の3点を頂点とする正三角形の中心に心臓があると考えると、

Ⅰ誘導:右手(負電極)と左手(正電極)間の電位差

Ⅱ誘導:右手(負電極)と左足(正電極)間の電位差

Ⅲ誘導:左手(負電極)と左足(正電極)間の電位差

のように誘導されます。

 また、P波、QRS波、T波などの高さについては、

Ⅰ+Ⅲ=Ⅱ

の関係が成り立ちます。

  • 単極誘導とは、局所電位を誘導しようとする方法です。

 右手、左手、左足の電極を5kΩ以上の抵抗を介して1点に結合した電極を、ウィルソンの結合電極といい、単極誘導法の不関電極として用いられます。

⑴増大単極肢誘導

 単極肢誘導VR、VL、VFを改変したのがゴールドバーガーの増大単極肢誘導aVR、aVL、aVFです。それぞれVR、VL、VFの1.5倍の振幅の電位波形が得られます。

⑵単極胸部誘導

 正電極を胸部の定位置に置くことによりV₁、V₂、V₃、V₄、V₅、V₆誘導がとれます。正電極を、V₃、V₄、V₅、V₆の電極位置と左右対称な部位に置くと右側単極胸部誘導(V₃R、V₄R、V₅R、V₆R)がとれ、右胸心や右室梗塞などで有用です。​​​

<各誘導について>

  • ​各誘導は、それぞれ心臓の違う部分を見ています。

​【心電図】

【心電計の特徴】

【臨床工学分野では…】

  • 透析中の不整脈の監視に用いられます。

  • 心電図測定中に電気メスを使用すると、波形が少し乱れます。

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